手がガサガサしている・手がひび割れて痛い・ささむけができた等
手は私たちが物を掴んだり触ったりして1番動かして1番使っている部分だと思います。
そんな大事な手が荒れてしまって不快・痛い・かゆい等の症状が出てしまったら嫌ですよね。

 

 

一般的に手荒れが出てしまうシーズンはってイメージがないですか?
その通りです。普段なんともない方でも冬になると手が荒れてしまう方は結構います。
冬の時期は空気も乾燥しているので、手だけにとどまらず様々な所が乾燥しがちになってしまいます。

 

今回は手荒れがひどい時・かゆい時に考えられる原因を掘り下げてご紹介していこうと思いますので、良かったら参考にしてみてください。

 

 

どんな人が手荒れになりやすい?!

 

手が荒れやすい方は元々皮膚が弱い方です。幼少期にアトピー性皮膚炎になった方など多いみたいです。

 

また水仕事の多い主婦や飲食店・美容師なども手荒れに悩んでいる方が多いそうです。特に美容師は洗髪時の水仕事だけではなく、パーマやカラーなどの薬品でさらに悪化してしまいます。少し意外な職業では紙幣を数えている銀行員の方も手荒れで悩んでいる方が多いです。紙幣を数える時に指先が摩擦で荒れてしまう事があるみたいです。ひどい方は指紋が無くなってしまう事も・・・。

 

 

手荒れの最大の原因は乾燥?!

皆さんお気づきかもしれませんが、手荒れの最大の原因は乾燥です。手の水分が失われることにより皮膚表面の柔軟性が失われてガサガサしたりひび割れてしまったりします。

 

ではなぜ手は乾燥しやすいのでしょうか。
手には皮脂を分泌する皮脂腺がほぼ無いからです。皮脂は肌の水分の蒸発を防ぎ保護する役割があります。その皮脂の分泌が無いため、手は乾燥しやすい部分なのです。ちなみに足の裏にも皮脂腺が無いため、かかとがガサガサになったりひび割れが出やすいのです。

 

次に手が乾燥をしてしまう原因について掘り下げて紹介していきます。

 

 

水仕事で荒れやすくなる?!

 

普段私たちがやっている食器洗いは手が乾燥してしまう原因になります。洗剤によってお皿の油はスッキリと落とせるかもしれませんが、同時に手の油も一緒に落としてしまいます。さらに冬場は熱めのお湯で洗いますよね。温度の高いお湯は油を溶かして落ちやすくしてしまう為、お湯を使う冬に肌荒れを起こしてしまう方が増えてしまうのです。

 

また洗髪時にもお湯とシャンプーを使い手の油を落としてしまうので手が乾燥してしまう原因になってしまいます。

 

 

手荒れが悪化してしまうと?!

軽い手荒れでも手が荒れてしまったら痒みが出てしまいます。かゆいからといってボリボリと掻いてしまうと肌の表面に傷をつけてしまい悪化してブツブツができてしまう事があります。
所謂手湿疹です。
痒みは我慢するこては本当に辛いとは思いますが出来れば掻かずに軟膏などのクリームでケアするのがおすすめです。

 

 

手荒れが悪化する前に

元々肌が弱い方や、水仕事が多い方は手荒れが悪化する前に予防をしましょう。
手荒れの予防に1番良いのが保湿です。

 

 

水仕事の後に葉ハンドクリーム・お風呂上りにハンドクリームを塗ると効果的です。ただハンドクリームの塗りすぎもあまりよくありません。市販のハンドクリームの中には防腐剤や添加物といった肌にとって良くない物も含まれています。しかしマメに塗りたい方は植物性の無添加のものがおすすめです。

 

手荒れは所帯じみて見られてしまったり、実際の年齢より老けて見られてしまう事もあります。顔のスキンケアを念入りにしていても手荒れで台無しになってしまうかもしれません。指先から綺麗に見られるように努力していきましょう。